宇野和弘

宇野和弘(相模原市中央区東淵野辺在住)

モノヘアー町田http://kazuhirouno.jp
開業:2015年
所在地:町田市中町3−4−3

 

 

 

静岡県の韮山(伊豆の国市)で生まれました。野球、ミニ四駆、ジグソーパズル、料理を作るのが好きな子供でした。高校時代はカリスマ美容師が世間を賑わせていた時で、都会での華やかな生活に憧れて美容師を目指します。美容専門学校の学費が高額だったのを知っていましたからレストランのアルバイトで100万円ぐらいを貯めて準備しました。でも結局は父親が全額学費を負担してくれました。本当に感謝しています。高校を卒業し、中野区にあった美容専門学校へ進学します。友人も多くて目立つ存在でした。新宿の文化服装学院の学生と組んでヘアーショウを企画したこともありました。楽しく、充実していましたね。
そして、美容界で知らない人はいないという有名な美容院に就職します。誰もが憧れるお店で、同級生が10名ぐらい受験しましたが入社できたのは私1名でした。最初に吉祥寺の店に配属されましたが、厳しい職場でした。スタイリストになれず、二年半で退職します。人生で初めて味わった大きな挫折です。そのダメージは大きくて、4ヶ月は荒んだ生活をしていました。その後、中途入社で表参道にあった美容院で一からやり直します。誰よりも早く出社して練習、深夜も練習。死に物狂いにやりました。ここでダメなら美容師を諦めようと。念願のスタイリストには1年半でなりました。とても誇らしかったですね。この店で5年、渋谷の店で2年、表参道の店で6年と経験を積みます。お客様の望みに応えようと心を込めてやってきました。技術は当然ですが、ホスピタリティーを大切にしてきました。
高校生の頃からお店を持ちたいと思っていましたが、リアルに考え始めたのは30歳の時です。賃料をなるべく抑えたかったので、母の実家があり、土地勘のある町田で開業することにしました。10年前なら馴染みのお客さんのことを考えて、表参道や渋谷に出店していたかもしれません。でも、今はインターネットの時代です。インターネットでお客様を呼べるので、場所にこだわる必要がないと思いました。オープンの1年前から休みの日には原町田、森野、中町と隅々まで歩いて回り、小田急線町田駅から徒歩7分の現在の場所に決めました。活気がある商店街ではありませんが、それほど気になりませんでしたね。
2015年7月に開業します。2ヶ月はさっぱりで、予約ゼロの日も度々ありました。そんな日の前日の夜はいろいろなことを考えて眠れなかったですね。でも、3ヶ月目から一変します。以前の店のお客様も来てくれましたし、ネット経由でどんどん予約が入ります。オープン半年前から「町田美容院の知恵袋」というサイトを立ち上げていたんですがその効果が出てきたんだと思います。今ではネット予約が90%を超えています。雑誌広告やチラシに頼らずサイトの充実に集中しています。ネットは開業を目指して3年前から猛勉強していました。ユーザーにとって役に立つ情報が載っているサイトづくりを心がけています。「町田美容院の知恵袋」は白髪染め、縮毛矯正、カラー、パーマなどユーザーの悩みや疑問に徹底して答えるサイトです。結果として、ユーザーに支持され、Googleの検索で上位になり、サイトからの予約という好循環を産んでいます。
1年半は私1人で切り盛りしてきましたが、昨年の11月からスタイリスト1人と今年4月からアシスタント1人が加わりました。直近の目標はスタイリストを1名増やして、四人体制にすること。次の目標は自転車で5分以内の場所に新たに出店することです。シャンプーなどのヘアケア商品も作ってみたいですね。