徳沢清児

徳沢清児(町田市図師町)

株式会社エスカリエ町田 http://escalier-machida.com
設立:2017年10月2日
住所:町田市中町3−10−6 COMMUNE BASE マチノワ
 

 

徳沢さんは石川県金沢市に生まれる。祖父も父親も地元の銀行を勤め上げた銀行マン。仕事一筋だった父親が英会話のレッスンを受けたことがきっかけで敬虔なクリスチャンになる。それまで、接待ゴルフや宴会で夜も休みも家を空けていた父親が、酒もタバコもゴルフも止めて、毎週月曜日は全員が集まって家族会議。徳沢さんは父親のそんな変わり様にとても驚いたし、そのことが徳沢さんを信仰の道に進ませることになる。

地元金沢の高校を卒業し、東京の大学に進学する。2年間休学し、伊勢、名古屋、岐阜、四日市といった東海地方で布教活動に就く。そんなこともあって2年遅れの卒業となる。
祖父、父二代が銀行マンだったこともあり、銀行への就職も考えたが、ふと立ち寄った大学の就職課でソニー・プルデンシャル生命保険(現ソニー生命保険)の存在を知る。同社は金融分野への進出を切望していたソニーと米国のプルデンシャルが手を組んで設立された会社。高度で幅広い知識を身に付けたプロフェッショナルによる生命保険販売という従来の日本にはなかった販売スタイルを持ち込んだ先駆的な生命保険会社だ。保険販売を担う人は「ライフプランナー」と呼ばれ、顧客の人生設計をサポートするコンサルタントのような役割を担う。そんな生命保険会社に大きな可能性を感じ、徳沢さんは入社を決意する。

最初に配属されたのが営業人事課。ライフプランナーの資格、報酬、採用基準などの体系づくりに取り組む。
その後、都内50か所の募集代理店の販売支援やスタッフ教育を受け持つ代理店担当社員となる。保険販売の最前線の仕事、知識も経験も不足する中、勉強もしたし、代理店の信頼を勝ち取るためにがむしゃらだった。その甲斐もあり、担当する代理店の業績を大きく伸ばし、3年目には優れた代理店担当社員に贈られるMVPにも選ばれている。離任する時には代理店の人達がお店を貸し切って盛大な送別会を開いてくれた。
そして、故郷金沢の北陸営業所に転勤する。そこで4年間、販売支援や代理店の新規開拓などに取り組む。損害保険と違い、生命保険の代理店がまだ珍しかった時代だったが多くの代理店を獲得し、北陸営業所を大きく成長させ、営業所の所長に昇格した。
本社に戻り、教育部で募集代理店のスタッフを教育するソニーライフビジネスカレッジの主任講師を務める。また、銀行が保険販売に進出しようとする時期だったこともあり、保険販売のための体制整備や人材育成を支援するために全国の地方銀行もずいぶん回ったようだ。そして、我が国の保険販売の在り方を大きく変えることになる保険業法改正の対応にも関わってきた。

徳沢さんはこの部署を最後にソニー生命を退職する。徳沢さんには長年「旧態依然とした日本の生命保険業界を変えたい」という強い思いがあった。ソニー生命を離れて、生命保険業界全体に貢献したいと考えたのだ。退社後、デロイト トーマツ コンサルティングを経て、2017年10月に積年の夢であった株式会社エスカリエ町田を設立する。
同社のミッションは大きく分けて二つ。一つは今後保険商品販売で大きな存在となる保険乗合代理店の健全な発展に寄与すること。徳沢さんは一般社団法人保険乗合代理店協会の事務局長にも就いている。
もう一つは「募集品質の高度化」という課題。生保販売は営業職員のみならず代理店やインターネットなど多様化しているが、業法改正後もスキルや知識は一部を除き低いと言われている。ここを変革させていくことが生命保険業界変革の肝であり、その変革に寄与できればと考えている。