木とともに生きる 3人展
【ART55 】
町田で55人のアーティストを紹介するプロジェクト VOL.15(21~23人目)
ー長崎克央、津末怜那、中村素良 3人展ー
「木とともに生きる」
「人類の歴史の中で石器時代、鉄器時代と言われているが、そのずっと前から人間は『木』を道具として使っていた。人と他の動物の違いは木を加工して使った事に始まるとも言える。」
木への深い想いを語る長崎克央さん。
町田市中町3丁目のコワーキング「COMMUNE BASEマチノワ」はそんな長崎さんと古くからの友人である山本満さん、林業家の佐藤好延さん、大工の東井さん親子との共同作業で生まれました。
マチノワのシンボルともいえる大テーブルを中心に広がる木に囲まれた空間は多くのアーティスト達を惹きつけ、ここで作品展示をしてみたいという想いを喚起する場所となって
います。
今展示ではそんな空間を作り上げた建築家であり、木工作家でもある長崎克央さんの作品を中心に、「顔」をテーマに作品制作をするテキスタイルデザイナーの津末怜那さん、大学でプロダクトデザインを学ぶ中村素良さんの作品も併せて展示いたします。
開催日時:2025年2月8、9、11日(土、日、火・祝)
12時~19時
※入場無料
会 場:COMMUNE BASE マチノワ ギャラリース
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
アーティスト紹介▶▶▶
長崎 克央 (ながさき かつお)
1956年生まれ。相模原市出身。
中学生のころに環境問題を意識し始め、建築の設計者を志して大学で学んだ後、国内外で複数の仕事に就く合間に長旅をするなどの修業時代を送る。
1990年に地元に戻って建築の設計事務所を興し、ローカルアーキテクトとして活動。
2014年に旧藤野町(現相模原市緑区)篠原地区に移住し、自然環境保全活動・炭焼きなど地域の諸活動を行いつつ、地元の森林資源を利活用する「木とともに生きる」生活を模索しながら実践中。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
津末 怜那 (つすえ れな)
1995年生まれ。相模原市出身。
東京造形大学造形学部デザイン学科テキスタイルデザイン専攻領域卒業。
染色やアパレルの世界を経て、現在は町田で身近に見られるアートの場づくりに奮闘中。仕事中のひょんなことがきっかけでART55に参加する流れとなり、この展示をきっかけに積極的に作家活動を行う予定。今回は美大生時代にシルクスクリーンプリントで制作した「顔」のテキスタイルを展示。顔に取り憑かれ、顔に魅せられた、がむしゃらだったあの頃の力強い作品を、所縁の地町田で公開。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
中村 素良 (なかむら そら)
2003年生まれ。北海道県札幌市出身。
武蔵野美術大学工芸工業デザイン専攻
木工学科在籍。(現在3年)
小さい頃から好きだった木工を本格的に学びたいと思い、2024年に武蔵野美術大学に編入。同郷の先輩の展示をきっかけにART55へ参加。
手削りなどの手仕事から生まれる曲線の美しさに魅了され、「人に寄り添う曲線」をテーマに作品を制作中。
🚩🚩🚩🚩🚩
ART55(アートゴーゴー)はこれまで町田の中心市街地で発表の場の少なかった現代のアートシー
ンにリンクする作家を55人紹介するプロジェクトです。COMMUNE BASE マチノワの山本満、ギャラリー絵屋の世羅田京子がアーティストの香川穂波の協力を得てスタートしました。昨秋よりアーティストの堀江和真、鈴木晴絵が運営に参加し、更に町田をアートで盛り上げていきます。
運営:COMMUNE BASE マチノワディレクター 山本満、ギャラリー絵屋 世羅田京子、アーティスト 堀江和真、鈴木晴絵
協力:香川穂波