インタビュー 彩葉さん

彩葉(彩葉D&W)

彩葉さんは東京下町生まれ。多摩地域で育った。

小中学校までは地元の学校に通い、私立の女子高・女子大の環境で、国文学を学んだ。

5才から始めたクラッシックバレーは20歳まで15年間。
本を読むことも好きで、古典から現代作家までいろいろな本を読んできた。
中学時代には、1つの経験で終わってしまったものの、小説を書いて賞に送ったこともある。
今の作家では辻仁成の文章と、東野圭吾の物語構成に強く魅かれるそうだ。

いろいろな事に挑戦したい性分で、一つのことをコツコツと掘り下げるタイプではないとこが自身の悩みだったという。

大学を卒業し、日系航空会社に就職。ここで10年勤務した経験が、クライアントのニーズに単に応えるのではなく「+αで返す」という、自身の働き方の基礎になっている。

家庭の事情で退職し、その後、プロジェクト開発系のBtoB企業に就職する。
クライアントや関連会社はオーストラリア、ベトナム、シンガポール、中国、ブラジルなど。航空業界から全くの異業種に転職した訳だが、多国籍の人や企業が関わるプロジェクトだったので前職で慣れ親しできた英語力が生かされたようだ。
彩葉さんはプロジェクトのコスト管理、契約など、社内外を調整する業務を担当した。この会社で11年間勤務している。

スタッフは日本でもトップレベルの人達で、しかも、パワフルにハイレベルなタスクに挑んでいた。入社当初はこんな人達と一緒に働くのは無理だと思ったそうだ。でも、少しずつ勉強し、経験を積んでいった。自分の成長を実感するこができて、とても充実していましたと彩葉さんは当時を振り返る。

パートナーの転勤を契機に同社を退職し、シンガポールで暮らすことになる。
シンガポールでWEBプログラミングの勉強を始める。
前から起業したいと考えていたので、起業した時に自社のWEBサイトを自分で作れるといいなと思いプログラミングを学んだそうだ。
更に、帰国後は職業訓練校でグラフィックデザインを学んでいる。

彩葉さんは文章を書くのが好きだったので、ライティングと、WEBとグラフィックのデザイナーとして起業する。起業したのは2023年の春。

彩葉さんが得意としているのはクライアントにヒアリングし、クライアントの想いや商品の魅力を顕在化させて、それを文章やデザインとして形に落としていくこと。トランスレートする力だ。

前々職の、現場が抱える問題や課題を聞取り、顕在化させ、それをシステムや制度、業務フローに落とし込み、解決に導くという経験を積んできたことが活かされている。

Webデザインやライティングでいえば、単に綺麗なホームページを作るというより、時にはクライアント自身も気づいていない本当の良さや本質が伝わるものを作りたいと思っている。

更に、将来的には日本各地で頑張っている優れた食材やものづくりに携わっている人達を応援するためのベースのようなものを作ってみたいと思っている。

(インタビュー・文 山本満)